■相続登記義務化で何が変わるのか 2024年の4月1日、日本の不動産界にとってはちょっとした事件があったんじゃ。 これまで「やってもやらんでもええ」だった相続登記が、とうとう「義務」になったんじゃよ🏠 つまり、不動産を相続したら3年以内に登記せにゃならん。 もし忘れてしまったら、最大10万円の過料を取られる💸 10万円あれば、孫にお年玉どころか、おいしい寿司でも食べに行ける額じゃから、油断はできんぞい🍣 なぜこんなことになったかといえば、「持ち主がわからん土地」が増えすぎたせいなんじゃ。 政府の発表じゃと、その広さはなんと九州全部より広いとか…🌏 そんなに持ち主不明なら、いっそ新しい県でも作れそうじゃのう(笑) でもまあ、冗談抜きで防災や治安に悪影響が出るんで、国も本気を出したんじゃな。 ■空き家問題と相続のつながり それから空き家の話じゃが、これがまた深刻でのう🏚️ 令和5年には全国で899万戸。 いやぁ、もう「空き家王国・日本」と言ってもええくらいの数じゃ。 しかも貸すわけでも売るわけでもなく、ただ置いてあるだけの空き家が増えとるんじゃ。 こういうのはだいたい相続で放置されとるケースが多いんじゃよ。 国の予測では、このままいくと2025年には420万戸、2030年には470万戸になるらしい📈 数字ばっかりで耳が痛いかもしれんが、これがオーナーにとっては避けて通れん現実なんじゃな。 ■今からできる備え さてさて、じゃあどうすりゃええのか、という話じゃのう。 まずは、すでに相続したのにまだ登記してない不動産があったら、これは早めに片づけてしまうことじゃ📝 言うなれば「宿題を夏休みの最初にやる」ようなもんじゃな。 わしなんかは夏休み最終日に泣きながらやる子どもだったが(笑)、登記はそうはいかんのじゃ。 それから、将来のためには不動産の現状や価値を定期的に確認し…

この記事の続きは会員限定です

会員登録(無料)またはログインで、本文の全てをお読みいただけます。

  • 登録は1分、利用はいつでも無料で解除できます。
  • 会員の方はログイン後、会員向け記事ページへ自動で移動します。